ホーチミン

【2025年】6泊7日のホーチミン旅行記・ホーチミンの治安は?

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2025年の年末年始に夫婦でホーチミンへ行ってきました。

どうせ高い飛行機代を支払うなら、なるべく長く現地に滞在したいので6泊7日。

そのぶんホテル代は少し抑え気味でいきます。

ホーチミンのホテルは、市内の4つ星でも1泊5,000円~8,000円くらいのところもあるので大丈夫。なはず。

ただこの旅は、出発前も出発後もいろいろとトラブルがありました。

そのへんも詳しくご紹介していきますのでぜひご覧ください。

ホーチミン旅行記【1日目】

8月のお盆が終わった頃、年末年始にホーチミンへ行ってみたいと思い、そこから急いで航空券を探し始めました。

そして決めた航空券が以下の通り。

❶名古屋(中部国際空港)13:15発 タイガーエア

➡高雄(台湾)16:10着

【自己乗り換え3時間10分】

❷高雄(台湾)19:20発 ベトジェットエア

➡ホーチミン 21:40着

ところが予約してから1か月たった頃に、❶の便が航空会社の都合で無くなったと連絡がありました。

タイガーエア側の事情なので全額返金は可能とのこと。

ただ❷の便はベトジェットエアで、何も非が無いため、キャンセルしてもほぼ返金はないとのこと。

そこでまず、❶の便はどうにもならないのでキャンセルし全額返金してもらいました。

あとは何とかして❷の便に乗れる航空券を探すことに。

さいわい無くなった❶の便の前日に、同じタイガーエアの高雄行き航空券がありました。

1日前倒しで出発することにはなりますが、予定外のことがちょこちょこ起こるのが海外旅行。

これくらいで振り回されてはいかんなと思い直しすぐに予約しました。

そして当日は順調に高雄(台湾)で1泊。

しかし翌日、高雄~ホーチミンへの便(ベトジェットエア)が1時間半以上の遅延。

ホーチミンの空港に21:40着予定が、実際に到着したのは23時ごろでした。

しかもそこから入国審査が長蛇の列。

入国審査を通過して預け荷物を受け取った時にはもう日付けが変わって深夜1時半でした。

もう急ぐ気力もなく目をつむって両替所へ。

ところが私の前の前の人のところで、両替所の方が「もう両替ができません。」と言ってきてシャッターが閉まりました。。。

不幸中の幸いだったのは、日本にいるあいだにアマゾンで買ったSIMカードがちゃんと作動したことでした。

まあ現金はないけど、ネットとクレジットカードで何とかなるかと思い、タクシー探しへ。

タクシーはチャーターを事前予約しようかと思ったのですが、到着時刻がかなり遅れそうな気がしてやめました。

その予想は当たったのですが、代わりの手段を調べるのを忘れてました。(笑)

もうとにかく疲れていたこともあって、「タクシーあるよ。○○ドンでいいよ。」というお兄さんについていくことに。

まあ完全に白タクでした。

やけに急いで乗せられ、行き先を告げても適当な返事のまま出発。

乗る前は日本円に換算して1,500円でいいと言っていたのに、「クレジットか日本円札でも大丈夫か」と聞いたら4,000円だと言い出しました。

もう結構走り出していたのでそこがどこかは分かりませんでした。

でもイラッとしたので、「じゃあいい。」と言って車を降りたら「2,000円でいい。」と言い出したのでOKしました。もうしんどくて。

宿泊ホテルの近くらしきところで、「工事してるからここまでね」と言い出し、「あそこがホテルだ」と言って降ろされました。

実際歩いてみると、10分以上ガタガタの道をデカいスーツケースを引きずることに。

「ああこれでホテルもイマイチだったら妻とケンカになりそうだな。でも反発しないようにしないとな。」と思いながらホテル前に到着。

するとホテルの入口は10段ほどの階段の上に。。。

クッソ重たいスーツケースを持ちあげて、最後の力を振りしぼり「チェックインプリーズ!」。

こんなに達成感のあるチェックインは初めてでした。

部屋もまあ結構広くてキレイ。

1人あたり1泊2,000円朝食付きなのでなかなかいい選択かと思いました。

到着しただけなのに達成感がハンパない1日。

次の日の予定はまったく未定のままゆっくり休むことにしました。

ホーチミン旅行記【2日目】

前日は深夜3時くらいに寝たため、2日目の午前中はゆっくり過ごすことに。

とは言え、海外旅行。

どうしても早く目が覚めてしまい、気になっていたホテルの朝食バイキングへ。

なかなかの品揃えに満足でした。

フォーと卵料理は、毎日スタッフがアツアツのものを用意してくれるので、滞在中の朝食はすべてここで食べました。

心も体も元気になってきたので、午後からは自力で市内観光することに。

上の写真はタクシー配車アプリGrab(グラブ)を使った時のタクシー車内です。

この配車アプリGrab(グラブ)のおかげで、俄然ホーチミン観光が楽しくなりました。

世界中にあったらうれしいサービス。

天気が良かったので、まずは妻の最優先場所「ピンクの教会」ことタンディン教会へ。

わたし的には「ピンクだから何。」という気持ちも多少ありましたが、実際に実物を見てみると確かに美しい。

しかし外はなかなか暑いので、タンディン教会を眺めながらお茶できるというカフェへ。

しかし人気なのか結構並んでいて、よくよく聞いてみると並んでいる人もテイクアウトのみだとか。

カフェの中に入れないと意味がないので諦めました。

さらばタンディン教会。遠目でも美しい。

次の目的地「タンディン市場」へ向かう途中、キレイなのにガラガラのカフェが。

さすがに暑くて休憩したかったので、タンディン教会はまったく見えないけどこちらに入店。

時間帯なのかおしゃれな店内には店員さんと私たちだけ。

来ました。私は最近ハマっている「チョコラテ」。

妻はマンゴーなんとか。どちらも激ウマでした。

すっかり回復したので「タンディン市場」へ。

タンディン市場は観光客少なめのローカルな雰囲気。

店員さんたちも全然しつこくないので楽ちん。のんびりと自由に見てまわれます。

⇧タンディン市場に来た目的はこれ。

「マンゴー」と「マンゴスチン」。

ところがクレジットカードは使えないとのこと。ですよね。

昨夜空港で両替出来なかったことをすっかり忘れていました。

今からレートのいい両替所を探すのも面倒。。。

そこで以前から気になっていたキャッシングを試してみることに。

手持ちのクレジットカードで現地のお金を借りれる仕組みです。

借りるというだけで恐ろしく感じますが、すぐに返済すれば両替所と変わらない、もしくはお得という情報を見たことがありました。

Googleマップで地元銀行のATMを探すとすぐ近くにありました。

初めてのキャッシングなので、83万ドン(日本円で5,000円)だけキャッシング。

日本に帰ってから確認したところ、30日間借りても手数料を合わせて200円程度でした。

ネットからすぐに返すとさらに安く済むようです。

83万ドンを手に再びタンディン市場へ。

マンゴー1個とマンゴスチン10個で20万ドン。

日本円で1200円くらいでした。

観光客価格だと思いますがそれでもお得!なにより美味しすぎます。

後日またフルーツを求めてタンディン市場へ向かうことになります。

⇧夕食はこちら「ベンタインストリートフードマーケット」。

ベトナム料理はもちろんいろいろな国の料理が味わえます。

日本のフードコートと同じように、各自好きな店で注文したものを一緒のテーブルで食べることができます。

めちゃくちゃ迷いましたが、ここはやはりベトナム料理で。

⇩こちらは「エビとチキンと豚肉のフォー」800円くらい。

⇩こちらが「エビ生春巻き」1000円くらい。ちょっと頼みすぎました。

すごい美味しいですが、ボリュームがあったので1人1本で良かったです。

雰囲気もすごく良かったので、このあと滞在中に何度かお世話になりました。

行きの移動の疲れもすっかり取れていよいよ本格的に動いていきます。

ホーチミン旅行記【3日目】

今日は世界一怪しいテーマパークとして名をはせる「スイティエン公園」へ。

ホーチミン市内から車で1時間ちょっとの場所ということで、今日もGrab(グラブ)にお世話になります。

ホテル前で呼び出すと5分もしないうちに到着。

スイティエン公園まで片道1,100円くらいでした。

この日は大みそかでしたが、ベトナムは旧正月がメインなので混雑なし。

それを見込んでか、いたるところで巨大オブジェの作成、修復作業をしていました。

⇩天気のいいうちにメインの巨大オブジェへ。

プールエリアにいるこの巨大な顔の方は、ベトナムの伝説上の初代王朝「フン朝」の王フン・ヴオンさん。

毎年4月には「フン王記念日」という祝日があるそうです。

⇩他にもたくさんの巨大オブジェが。

怪しい穴に入ってみると。。。

怖すぎる天女たちが。

ポッター的な外観の巨大なアトラクション。

壁にはホグワーツ。入ってみるとお化け屋敷。

来るぞ来るぞと思わせつつそのまま終わるという斬新なお化け屋敷でした。

そしてスイティエンを象徴するアトラクション「ワニ釣り」。

⇩現場でこの肉を買います。(別料金)

やりた過ぎて価格は忘れてしまいました。

100円か200円か300円くらいだったような。

本当に釣り上げることはできませんが、攻防戦はあります。

最終的には糸が切れて肉を持ってかれます。

でもワニと糸で繋がれる体験はしびれました。

 

またお化け屋敷だろうと思って入ったらお化け屋敷。

しかし途中からジェットコースターに乗るという新感覚お化け屋敷でした。

ずっと驚いているのでちょっと疲れが。

⇩そこに計ったように「フィッシュマッサージ」が。

ちょっとくすぐったい程度かと思ったら、「痛くすぐったい」です。

魚がまあまあのサイズなので。

⇩キャラクターたちも疲れを癒してくれます。

いや〜かわいい。

⇩未来の造形物たちの制作も行われています。

女性スタッフが3人でもくもくと作っていました。

どこを歩いても楽しませてくるスイティエン公園でした。

公園前にはなぜかドデカいミニストップが。

イートインスペースも20人くらい座れる大きさ。

ここで休憩しながらGrab(グラブ)でタクシーを呼びます。

疲れている時に挨拶以外のやりとり無しで目的地まで連れていってくれるので安心。

宿泊ホテルに戻るとちょうどお腹も空いてきたので、またまた「ベンタインストリートフードマーケット」へ。(笑)

⇩こちらも気になりましたが。

やはりベトナム料理で攻めていきます。

今日はベトナム風お好み焼きと言われる「バインセオ」。

ちょっと甘みがあって、お好み焼きとは全然違うと思いますが、なかに野菜と肉が入っているのは一緒です。

そしてベトナムのサンドイッチ「バインミー」。

フランスパンはどうかなと思いましたが、ふんわりした食べやすいフランスパンでした。

なかにはボリュームたっぷりの肉と野菜。

これは美味しかったです。

ホーチミン旅行記【4日目】

今回の旅行のメインと思っていた「クチトンネルツアー」をこの日あたりで考えていました。

しかし前日のスイティエン公園でかなり歩いて消耗したので、クチトンネルは5日目としました。

とは言え、この日はクチトンネルとも関連する場所「戦争証跡博物館」からスタート。

ベトナム戦争の悲惨さについて、クチトンネルより深く理解できるという意味ではいい選択でした。

屋外には戦争に使用されたさまざまな戦車や爆弾がところ狭しと展示されています。

いよいよ中へ。3階から見ていきますが、1部屋1部屋がとても興味深いので、結構あっという間に時間が過ぎていきます。

各部屋の入口には番号が振られているので見落とさずに進めます。

⇩これらはまだまだ見れるほうで、もっと目をそむけたくなる写真がたくさん展示されています。

日本語のオーディオガイドも有料で借りれるそうですが、1つ1つ詳しく解説してもらっていると1日かかるとか。

展示物にも日本語が書かれているので、気になるものだけ読んでいくのがいいかと思います。

アメリカ軍の枯葉剤攻撃による写真。

⇩こちらは日本人報道写真家の沢田教一さんが撮影した有名な写真。

この家族は無事に生き延び、数年後に沢田さんと再会しています。

しかし沢田さんはカンボジアでの取材中に同僚とともに命を落としています。

34歳という若さでした。

沢田さん以外にも世界中から多くの報道写真家がベトナム戦争を取材、撮影。

これらの方々が命がけで残してくれた写真のおかげで、私たちがベトナム戦争の一端を知ることができます。

⇩次は戦争証跡博物館から徒歩10分のところにある「統一会堂」へ。

この統一会堂はベトナム戦争終結の地として知られています。

⇩この戦車(北ベトナム軍)が門を突破して南ベトナム政府が降伏したためです。

どっぷりとベトナム戦争を学んでいたらいつの間にかお昼を過ぎていました。

この統一会堂から徒歩2分くらいのところに、毎晩お世話になっているベンタインストリートフードマーケットがあります。

ご飯より冷たいものが欲しくてチョコラテを注文。

元気が出たところでタクシーを呼び、次は「中央郵便局」へ。

えっ?郵便局ってなったかもしれませんが、こちら建物が美しいんですね。

1800年代後半のフランス統治時代に建てられたそうです。

天井が高く開放感があります。

⇩ホーチミンさん。

こちら現役の郵便局でもあるので、ここから絵葉書や手紙を日本に送ることができるんです。

ゆったり座って書くスペースもあります。

私も家族宛に送ってみたところ、10日後くらいに届きました。

内容はくだらないものでしたが、届くとなかなかうれしいものでした。

次にお土産探しに地元スーパーへ。

ホーチミンには市場がたくさんありますが、基本観光客価格で高いです。

そこで地元の方も利用しているスーパーでお土産を探してみることに。

Googleマップで「スーパー」で検索して、画像を見て良さげなところへグラブタクシーで向かいます。

選んだのは「コープフード」というスーパーマーケット。

妻のお目当てはカップ麺や袋めんの「フォー」。

私が妻に「日本にも売ってるんじないの〜」と言ったら、見たことないのがいっぱいあるとのこと。

しかも60円くらい(激安)だから邪魔するなと。(笑)

バラマキ系お土産を大量に買い込み、ホテルに戻るためにお店の前でグラブを呼ぼうとしたら、斜め向かいに気になるお店が。

花いっぱいの外観。めちゃくちゃ高級という感じではなかったので思い切って入ってみることに。

店内も美しく超開放的。でも料金の心配はありました。(笑)

ところがこちらのもち米と鶏肉を使ったベトナム料理「ソイガー」は約700円。

お好みで上に乗っかっているタレをかけるみたいです。

かけなくても美味しいですがかけても美味しい。

妻はどこへ行っても「フォー」。ショッカーか!というと年齢がバレますね。

「パクチー増し増しで。」というのを翻訳アプリに言わせていました。

そしていよいよ明日は「クチトンネルツアー」ということで早めに休むことに。

ホーチミン旅行記【5日目】

今回のメインである「クチトンネル」は、自力でバスを乗り継いでいくこともできます。

ただせっかくなので、クチトンネルとベトナム戦争について深く学びたいと思い、ガイド付きの現地ツアーに申し込みました。

Klook(クルック)という現地ツアー会社の「クチトンネル VIPリムジンツアー 英語ガイド付き」というものです。

昼食も付いて1人7,598円(税込)なのでまずまずいいのではないでしょうか。

私は英語が聞き取れるレベルではないのですが、まあ現場の雰囲気で理解できるだろうと思い英語ガイドでお願いしました。

ちなみに日本語ガイドだと2倍くらいかかります。

結果的には何とかなります。いろんな資料や映像、現場のものを見ながら説明してくれるからです。

さてリムジンツアーというくらいなので、どんなに長い車がくるのかと思いましたが、実際に来るのはトヨタのアルファード的な車でした。

でも1人1人の座席は大きくて隣りと空間が空いているのでかなり快適。

片道1時間半ほどですが、周りの景色も手伝って何も苦になりませんでした。

私たちのツアーは、運転手さんとガイドさん、そして参加者7人でした。

私たち以外は英語ペラペラだったので、多少ときが止まることもありましたが、「話す翻訳機」というアプリで乗り切れます。

⇩そしてこれがクチトンネルの入口。大きさは縦20センチ横30センチほどです。

身長170センチで痩せ型の私でも肩がガツガツ当たります。

しかし同じツアー参加者のなかには190センチのヨーロッパ人の方もいましたが、すべてのトンネルに果敢にもぐっていました。

かなり土にまみれてはいましたが、かなり大柄の方でもいけるようです。

こちらはまだ広いほうで、しゃがんだまま前進するしかないトンネルも多いです。

何年もこの閉鎖空間で生活しながら戦い続けていたことを想像すると、死んでも絶対に勝つという強い覚悟を感じました。

⇩こちらは休憩タイムにいただいた「キャッサバ」。戦争当時の主食です。

タピオカの原料として有名らしいですが、こちらはただ蒸したものでナッツや塩をつけて食べます。

無理な方は無理のようですが、私たちは非常に美味しくいただきました。

⇩次にアメリカ軍の兵士を落とすためのワナを見学。

想像しただけでもかなり痛そう。

刃の先には毒も塗っていたようです。

驚きの連続で少しお腹も空いてきたところで、タイミングよく昼食タイム。

いつもより食べれることに感謝するランチとなりました。

そしてラストはメインイベントの「実弾射撃体験」。

こちらはツアー代とは別料金なので、やりたい方だけが撃ちます。

銃の種類は8種類くらい。

10発で約3,600円とそこそこしますが7人全員参加でした。(誰も迷わず)

考えてみればけっこう貴重な体験。

過去にやらずに後悔したこともあったので、特に海外では思い切ってやるようにしています。

参加者全員スッキリとした顔で実弾射撃体験を終え、充実の1日を振り返りながらホーチミンへ帰りました。

ホーチミン旅行記【6日目】

滞在最終日の6日目は、帰国のために夕方5時くらいにはタンソンニャット空港へ向かわなければならなかったので、現地ツアーは入れずに自分たちで行動することに。

グーグルマップを開き、宿泊ホテルに近い場所で面白そうなところはないか探します。

すると徒歩圏内にインパクトのある建物が。

こちらは「マリアマン寺院」というホーチミン1区にあるヒンドゥー教の建物でした。

その見た目から観光客はもちろん、地元の方たちにも人気のある場所とのこと。

無料で中にも自由には入れるので機会がある方はぜひ。

次に定番スポットだけど、後回しにしていた場所を目指します。

ホーチミンは配車アプリGrab(グラブ)が使えるので、突発的に「あそこに行きたい!」「ここにも行きたい!」となった時にじつにフットワーク軽く移動できます。

タクシーが来た時点で支払いは終わってますし、目的地も運転手に伝わっています。

しかもこれまで出会ったどのタクシー運転手よりも親切で、目的地の一番都合のいい場所まで行って降ろしてくれます!

そんなわけでまず訪れたのが「市民劇場(オペラハウス)」。

フランス植民地時代の建物ですが現役で、今でもさまざまなコンサートに利用されています。

この時は何も行われてなかったので、なかには入れませんでしたが、周りではいろんな国の方が記念撮影を楽しんでいました。

⇩市民劇場(オペラハウス)周辺にも美しいヨーロッパ風の建物。

適当に気に入った建物の写真を撮っていたら、ホーチミン定番スポットによく出てくる建物が。

「人民委員会庁舎」という、よく分からないから後回しにしていた場所でした。

やっぱり実物はすごいですね。ただ定番スポットになっているわけではなかったです。

元々フランス植民地政府の行政機関として建てられ、現在はホーチミン市の行政機関が入っています。

庁舎前にはベトナム独立運動の指導者ホーチミンの像が。

⇩そして何となく避けていた定番スポットの「ベンタイン市場」へ。

直感的に何となく避けていたのはあながち間違ってなかったかも。(笑)

とは言え、活気ある市場で何でも揃っているので、店員さんに負けない元気な方は楽しめると思います。

最後は私たちにピッタリの市場だった「タンディン市場」で、ラストマンゴーとラストマンゴスチンを買いに。

流れで初めての「ドリアン」も購入。

言われるほどのニオイもなかったです。

ホテルに戻っていただきましたが、ドリアンは「?」。

美味しくもまずくもない感じでした。

マンゴーとマンゴスチンは相変わらずの美味しさで、日本に帰るのがイヤになってきました。

少し昼寝をしたあと、ホーチミン最後の晩餐へ。

最後はやっぱり「ニャハンゴン」。

冒険しない夫婦。

⇩注文するのも~

先日と同じメニューの「ソイガー」と「フォー」。

妻はやはり「パクチー増し増しで!」というのを翻訳アプリで伝えていました。

そして満足感と寂しさを抱えつつタンソンニャット空港に向かいました。

ホーチミン旅行記【7日目】最終日

前日は夜にソウル行きの便に乗りホーチミンを離れました。

ソウル(仁川国際空港)で乗り継いで日本へ帰ります。

しかし10時15分出発予定が1時間の遅延。

もともとソウルでの乗り継ぎ時間が2時間45分しかないのにマイナス1時間。

ヤバいのかも。

ソウルに到着した時点で次の搭乗時間まで2時間を切っていました。

でもまあ2時間あればなんとか、と思っていたのですが甘かった。

いくつかやらかしていたのです。

【やらかし1・乗り継ぎ前後で違う航空会社を利用】

まずホーチミン→ソウルまでの航空会社が「ベトジェットエア」。

そしてソウル→日本まで航空会社が「アシアナ航空」を予約していました。

ですので前便の遅延で乗り遅れても、あとの便の航空会社としては「違う会社だから知りません」となることも多いとか。

ただ航空会社やその日の運(どのスタッフにあたるか)によって、対応してくれるかどうかは大きく変わるみたいです。

【やらかし2・スルーバゲージじゃなかった】

乗り継ぎ前後で同じ航空会社なら、預け荷物をそのまま次の便へ移してくれること(スルーバゲージ)も多いです。

しかし違う航空会社だと、一旦荷物を受け取って、再度次の航空会社に預けなければならないので、入国審査と出国審査が必要に。

【やらかし3・入国審査官をせかした】

いろいろやばそうだけど、入国審査の人数さえ少なければいけるかもと急ぎました。

しかし願いは届かず長蛇の列で1時間待ち。

搭乗時間まで残り1時間でやっと入国審査です。

出国しなきゃいけないのに。(笑)

このあとダッシュで預け荷物を取って、出国フロアへ行って、アシアナ航空にチェックイン&荷物を預けて、手荷物検査を受けて、出発ゲートまでいかなければならない。

と想像していたら、入国審査官に「ちょっと早くして」的なことを言ってしまいました。

するとすっかり怒らしてしまい「別の部屋へ行きますか!」と。

なんとか謝り散らかして許してもらいましたがあきらめモード。

特にアシアナ航空のチェックインの列の最後尾が、どこか分からないくらい人でぐちゃぐちゃになっていたのを見て再度あきらめました。

しかし上がったり下がったりするのが海外旅行。

たまたまアシアナのスタッフが「8時10分発の便の方~」と言いながら通りかかったので「はい!」と言ったら「まだいたの?」と驚いてチェックイン最前列に入れてくれました。

ただそこから出国の手荷物検査もギュウギュウでまったく進まない感じだったので「もうさすがに無理でしょ」とあきらめました。

せっかく楽しい旅行ができたんだから、最後にイライラして台無しにするのはやめようと決心してました。

そこからスタッフが助けてくれるようなミラクルは起きなかったのですが、あれよあれよという間に審査が進み、チケットに書いてある搭乗時間ジャストにゲートに到着。

搭乗ゲートにゴールテープが張られているように見えました。

本当にたくさんのことが学べたホーチミン旅行でした!

ホーチミンの治安は大丈夫?

ホーチミンはスリやひったくりに注意の地域に一応なっています。

でもそんなことをまったく感じないほど穏やかに過ごせました。

1週間もない滞在とは言え、ベトナムの方で怒っている人、不機嫌な人にはまったく出会いませんでした。

ただ交通事情はかなりバイクが多いですし、信号も横断歩道もあまり意味がないので注意が必要です。

とは言え、私たちの滞在中はまったく事故は見ませんでしたし、「危ない!」みたいなこともありませんでした。

しかし1区のブイビエン通りやドンコイ通りなどでは、スマホやバッグのひったくりはあるようなので、意識して防御力をあげておいたほうがよさそうです。

6泊7日ホーチミン旅行記  まとめ

私たち夫婦のホーチミン旅行記をくわしくご紹介しました。

ちょっと長くなってしまいましたが、都合のいい部分だけ参考にしていただければ嬉しいです。

初めてのホーチミンなので市内が中心でしたが、少し足を延ばせば気になるところがまだまだあります。

なんとかまた無理して訪れて、その模様をお届けしたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました!